【坂本竜馬】魅力を語りたい!

Yo!みんな

 

好きかい?

 

そう、坂本龍馬

 

歴史の教科書に、ちょこっとだけ出てくる人物だな

 

日本初、いや正確には初ではないようだが、「株式会社」を作った

 

海運業の亀山社中

 

そして、薩長同盟を成功させ、幕府を倒して日本の近代化に貢献した男だ

 

この漢の魅力を伝えたい!

 

アーユーレディー?

 

おっとその前に、まず簡単な時代背景からだ

 

当時、日本を仕切っていたのが徳川幕府

 

そんで、地方は、それぞれ〇〇藩(はん)って感じで、それぞれ大名(だいみょう)が治めていたんだ

 

この藩ってのは、今でいうと道府県みたいなもんだな

 

そんで、この頃に外国の侵略を受けたんだ

 

当然、日本一丸となって立ち向かわなきゃならんわけだ

 

だが、藩ってやつは独立性が高くて、「日本」って概念がなかたんだ

 

例えば、今は「地球」って概念はないろ?

 

これが、異星人の侵略を受けて初めて「俺たちは地球人だ」ってなるんよ

 

これがナショナリズムってもんさ

 

そんで、徳川が幕府なら、日本はもう終わりってみんな思っていたんだ

 

しかし、幕府を倒せる藩なんてどこにもない

 

だが、薩摩藩(鹿児島)と長州藩(山口)が手を組めば、幕府を倒せる、と竜馬は踏んだんだ

 

だけどね、薩摩と長州って「犬猿の仲」って言われるほど仲が悪かったんだ

 

そんで竜馬はどうしたか?

 

「人間は利で動く」と考えたんだ

 

要は、感情で対立してたんよ

 

だから双方に利益がある、ってことを示して同盟を結ばせたんだ

 

そんで幕府を倒し、新時代を築く礎となったのさ

 

ただ、これだけ聞くと、「ふーん」だ

 

そりゃそうさ

 

偉業を成し遂げた人なんてごまんといる

 

じゃあ竜馬の魅力ってなんなのか?

 

大きな志を持って、世を変えた男?

 

これもそうだが、俺はちょっと違う

 

竜馬の真の魅力って、「人望」なんだ

 

みんなが「竜馬のためなら命もいらぬ!」と思っていたほどだ

 

おそらく、最強伝説の黒沢が知ったら、嫉妬で狂ってしまうだろう

 

じゃあなぜ竜馬はそんなに人望があったのか?ってことだ

 

理由は簡単だ

 

竜馬という漢は、人間という生き物を、非常に愛していたからだ

 

これが”人間の器”の本質だろう

 

司馬遼太郎竜馬がゆく」にて、岩崎弥太郎がポロッとこぼすんだ

 

ちなみに岩崎弥太郎は、三菱の創業者ね

 

「自分と違う点は、人間という生き物に優しいことだ。ゆくゆく竜馬を慕って多くの人が集まってくる。その上で大仕事をやるだろう。自分は所詮、一騎駆の武者だ」と

 

ゾクッとしたね

 

この言葉に竜馬の真の魅力が凝縮されていると思う

 

アジフライをこっそり、弁当に忍ばせる必要はない

 

おまけだが、竜馬は「議論」というものをしなかったんだ

 

これには理由がある

 

議論して論破された者は「ああ、なるほどな」と納得するのか?ってえことだ

 

当然しないよな

 

結局、相手に対する恨みだけが残る

 

それを知っていたからこそ、竜馬は議論、というものをしなかったんだ

 

相手が議論をふっかけてきても、ニコニコと、トンチンカンなふりをしていただけだ

 

そうこうして、あらゆる議論をかわしてきたそうだ

 

自分の意見を持つことは大切だ

 

だが、他人の意見を批判したり、自分の意見を押し付けるのは違う

 

相手の意見も尊重しつつ、自分の意見をしっかり持つことが大切だ

 

論破などくだらん、と思う今日このごろである

 

竜馬の真の魅力は、歴史に残してきたことではなく、その人間力にある

 

竜馬は、別に幕府を倒したかったわけじゃないんだ

 

当時の日本は、生まれた家で、身分が決まってしまう

 

家ガチャだ

 

竜馬は、生まれもった身分で、人間の価値を判断する社会、これを壊したかっただけだ

 

そして日本の国民が、自由に自分の人生を歩める土台を作ってくれた

 

ではなぜ、命を燃やしてまで、そんなことをしたのか?

 

それは、地位や名声が欲しいという欲望ではなく、人間という生き物を、心の底から愛していたからではないだろうか

 

最近では、竜馬はフリーメイソンだの、実はあんまり凄いことをやってないだの、俺の気持ちを萎えさせる情報が飛び交っている

 

しかし、そんなもんクソくらえだ

 

俺の中で竜馬は完成している

 

どんなに歴史が覆ろうが、”俺の中の竜馬”は変わらない

 

永遠のヒーローだ

 

大切なことは、歴史上の人物の「真偽」ではない

 

それを元に、自分がどう生きるかだ

 

結局、世界に一石を投じられるのは、現代を生きる我々なのだ

 

そしてその可能性はすべての人にある、はずだ

 

 

最後まで見てくれてありがとう

 

そんじゃ!

 

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